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京都 葵祭ってどんなお祭り?日程やアクセスは?

   

京都 葵祭写真:京都フリー写真素材集

京都三大祭の1つとして、総勢500名もの平安貴族の姿を再現した人達が列を作り、下鴨神社~上賀茂神社まで向かうという葵祭(あおいまつり)

毎年、たった一日しか開催されない中でも、どこか優雅できらびやかな京都を代表する葵祭とは、一体どんなお祭りなのでしょうか?さらに、日程やアクセスについても調べてみました。

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京都 葵祭ってどんなお祭り?

京都市にある下鴨神社(しもがもじんじゃ)と上賀茂神社(かみがもじんじゃ)で行われる葵祭ですが、正式には「賀茂祭(かもさい)」と言うそうです。

葵祭の歴史は古く、西暦567年頃の当時の日本は、風水害が続くことで五穀も実らず疫病が蔓延。国民も疲弊していたといいます。そして当時の天皇であった欽明天皇は、この悲惨な現状を憂い、当時の賀茂大神の崇敬者(神社を信仰する人)であった卜部伊吉若日子(うらべのいきわかひこ)という人物に占わせてみたところ、賀茂の神々の祟りであると言われました。

これを聞いた欽明天皇は、神々の祟りを沈めるために吉日である4月を選び、人に猪頭(いのがしら)を被せ、馬には鈴をつけ駆け比べをするという、盛大なお祭りを開催したのが、賀茂祭(葵祭)の始まりと言われているそうです。

それから後の弘仁10年(819年)になると、朝廷の律令制度として、国で最も重要な恒例祭祀(こうれいさいし)とされ、国家的な行事になったそうです。

さらに時は流れ、賀茂祭(葵祭)が現在のような壮麗な儀式として完成されたのは貞観(じょうがん)年中(859~876年)になってからだといいます。この当時は、社頭(神社の付近)で行われる祭儀には、一般の人の参拝は許されておらず、賀茂祭の当日になると、唯御所から社への行装を一目見ようと、街はたくさんの人で溢れ返っていたといいます。

毎年、盛大に行われていた賀茂祭でしたが、室町時代・中期頃になると次第に衰退していき、応仁の乱(1467~1477)以降に絶滅を迎えたといいます。

それから200年あまりの時が経ち、江戸時代に東山天皇が元禄7年(1694)になると、上賀茂や下賀茂神社の熱意や、朝廷・公家の理解。また幕府の協力によって復活。

その後は、明治3年(1870)まで継続されましたが、明治4年(1871)~明治16年(1883)まで中断され、明治17年(1884)年に明治天皇の命により、春日大社の「春日祭」、石清水八幡宮の「石清水祭」と並ぶ、所謂日本三勅祭の1つとして復活したそうですが。。

しかし、昭和に入ると戦争のために賀茂祭は中止され、社頭(神社の付近)での祭儀だけが執り行われていたようです。その後、戦争が終わってしばらく経った昭和28年(1953)になると、「女人列葵祭行列協賛会」の協力により、賀茂祭(葵祭)行列が復活。

昭和31年(1956)年になると、斎王(天皇に代わって伊勢神宮の天照大神に仕えていた女性)に代わる斎王代(斎王の代わりのもの。斎王の代理)を中心とした女人列も復活させ、現在でも当時の華やかで美しい行列が、京都市中を練り歩く姿が見られるようになったそうです。

京都 葵祭の日程は?

京都 葵祭の日程については、毎年5月15日に開催されますが、雨が降った場合は翌日に延期されるようです。

しかし、過去の京都 葵祭の日程を見てみると、戦時中の中断以外では雨で中止になった時は1、2回ほどしかなく、雨天延期については心配する必要はなさそうです。それでもこの時期の京都は、天気が不安定だそうなので、通り雨になることも多いそうです。※京都 葵祭を見に行く際は、折りたたみの傘を持っておくと安心です。

ちなみに、現在では京都 葵祭は毎年5月15日の日程で行われていますが、かつては旧暦4月の中酉の日に開催されていたようです。しかし、明治維新以降からは旧暦4月の中酉の日を新暦にあてはめると5月15日になるために、現在の日程になったそうです。

路頭の儀(ろとうのぎ)と呼ばれる行列が見られる京都 葵祭では、馬に乗った男性を中心とする本列、女性の斎王代を中心とする女人列が見られます。

路頭の儀の行列は、毎年同じコースを歩くそうで、

1.京都御所 堺町御所を10時30分ごろに出発
2.丸太町通・河原町通を経由
3.下鴨神社に11時40分ごろに到着

その後は、下鴨神社にて祭文を読む社頭の儀(しゃとうのぎ)が行われた後に、行列は上賀茂神社を目指し歩きます。

1.下鴨神社を14時20分ごろに出発
2.下鴨本通を経由し、洛北高校前を14時40分ごろに通過
3.北大路通を経由し、北大路橋を14時50分ごろに通過
4.賀茂川堤を経由し、上加茂神社に15時30分ごろに到着

上賀茂神社に着くいた後は再度、社頭の儀が執り行われるそうです。

※平安時代の豪華な衣装が見られる路頭の儀ですが、1番の見どころは、京都に在住する女性しかなれないという斎王代だそうで、さらに路頭の儀に掛かる莫大な費用を負担できる、先祖の代から京都に住んでいる女性(お嬢さま)だけしかなれないといいます。

※斎王代以外は、乗馬経験がある方や一般のアルバイトの方が行列に参加しているそうです。

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京都 葵祭のアクセスは?

京都 葵祭にアクセスするには、

◆公共機関でアクセスする場合

地下鉄
・地下鉄:京都市営 地下鉄・烏丸線京都駅から今出川駅下車(約10分)し、烏丸通りを南(京都宮内庁事務所方面)へ徒歩で約15分。
・地下鉄:京都市営 地下鉄・丸太町駅(京都駅から約7分)から烏丸通りを北(児童公園方面)へ徒歩で約20分で京都御所に到着します。

市バス
JR奈良線 京都駅から東福寺駅を下車し、京阪本線へ乗り換え出町柳駅に(約30分)、その後は市営バス(203系統)で同志社前駅を下車し、徒歩で約5分で京都御所に到着。※今出川駅からもバス可能。

◆車でアクセスする場合
・名古屋方面は、名神高速 京都東ICを降り、国道1号線(東海道線)方面へ。その後は烏丸五条を右折し、烏丸中立売付近駐車場から徒歩で京都御所に到着。
・大阪方面は、名神高速 京都南第一ICを降り、京阪国道を直進。その後は京阪国道口を右折し、九条油小路を左折。七条堀川を右折し、烏丸七条を左折し直進。烏丸中立売付近駐車場から徒歩で京都御所に到着します。

車で向かわれる際は、京都 葵祭の当日は、付近の駐車場はすぐに満車になり、交通規制や渋滞も予想されますので、できるだけ公共機関を使って行くか、または朝早くに駐車場に停めてしまうのが良いそうです。

・上賀茂神社:京都府京都市北区上賀茂本山339
・下鴨神社:京都府京都市左京区下鴨泉川町、左京区下鴨泉川町59
・お問い合わせ:075-752-7070(京都市観光協会)

また京都 葵祭の、路頭の儀の行列を見物する際も、毎年大混雑するそうなので、混雑を避けたい場合は、出発地点である京都御所か、上賀茂神社や下鴨神社で行列の到着を待つのが良いそうです。

沿道からゆっくり見物したい場合は、京都御所と下鴨神社で販売されている前売りの全指定席チケット(1席2050円)を購入するか、4月5日ごろからは旅行代理店・チケット販売店やネットでも購入すれば人混みを気にすることなく見物できるそうです。

※上賀茂神社でもチケット(1000円)が販売されますが、こちらは当日販売のために、確実に買えないこともあるようです。

まとめ

平安時代の風習が見事に再現され、京都の夏を代表する葵祭。

見物する際にはあらかじめ、斎王代や他の役職にはどんなものがあったのか?など、行列の意味を知った上で見ると、お祭りをより楽しめると思います。

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