お年玉の相場は小学生はいくら?中学生は?高校生は?
子供たちにとって、正月のお楽しみといえばお年玉があると思います。
現在は、お年玉=お金というイメージもありますが、そもそもお年玉とは、新年をお祝いするために贈られる品物のことを指すようで、年末に贈られるお歳暮とは違い、目上の人が目下の人に贈るのが基本的なマナーのようです。
お年玉という言葉も、神棚に供えていた餅玉を与えていたことから年玉=お年玉の名前がついたという説があるそうです。
そして昔の人は、神棚に供えた物には神様の分霊が宿るとして、供えた物を頂くことにより新たな生命力を得て、いい一年を迎えられるように備えていたといわれており、室町時代になるとお年玉=金品を贈る言葉として、扇子や茶碗など色々な物が贈られていたといいます。
そんな歴史あるお年玉ですが、現在のお年玉の相場はいくらなのか?小学生や中学生は?高校生は?
詳しくみていきましょう。
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お年玉の相場は小学生はいくら?
小学生のお年玉の相場はいくらか?についてですが、まず小学生といっても1~6年生までの学年があり、それぞれの学年に対していくら贈れば良いのか?迷われてしまうかも知れません。
なので、まずは低学年と高学年に分けていくらが相場なのか?みていきます。
◆低学年(小学1~4年生)
平均金額は3千円くらいが相場のようです。
そして、お年玉を贈る子供が小学1年生だった場合は、お年玉の他にも入学祝いを贈るのを忘れないようにすると良いそうです。
入学祝いの例として、親戚の場合は5千円~1万円。兄弟の子供や孫の場合は1万円。友人や知人は5千円くらいが基本的な金額のようで、お年玉と入学祝いを贈る際は、お金を入れる袋は別々にした方が良いようです。
◆高学年(小学5~6年生)
平均金額は3千円~5千円くらいが相場のようです。
特に小学6年生の子供には、お年玉の他にも卒業祝いがあるようで、こちらも袋を別々にして渡し、平均金額はいくらか?というと1万円が妥当な金額のようです。
お年玉の相場は中学生はいくら?
中学生のお年玉の相場はいくらなのか?についてですが、こちらは中学1~3年生までは一律の金額となっているようで5千円くらいが妥当な相場のようです。
さらに中学1年生の子供には入学祝いがあり、いくらが相場なのか?については、親戚の場合は5千円~1万円。孫や兄弟の子供の場合は1万~2万円。友人や知人の場合は3千円~1万円くらいが平均的な金額のようです。
そして中学3年生への卒業祝いはいくらか?については5千円~1万円くらいが妥当な金額のようです。
なお、卒業祝いや入学祝いも同様に子供へのお祝いに関するお返しは、子供が未成年であることからもお返しは必要ないそうです。
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お年玉の相場は高校生はいくら?
高校生に贈るお年玉の相場はいくらか?についてですが、高校生は5千円~1万円くらいが平均的な金額のようで、親戚関係なら1万円、知人や友人の子供なら5千円くらいが妥当な金額となっているようです。
そして、お年玉の他に高校1年生・3年生には入学・卒業祝いがあり、これらを渡す際の金額はいくらが相場なのか?については、どちらも1万円が一般的な金額のようですが、
中には高校生にはお年玉をあげる必要はないという声も多くあるそうです(笑)。
さらに高校生のお年玉の使い道については、服や福袋を買うという意見が最も多いようで、次に多いのが貯金。そして化粧品を買うという意見もあるようです。
まとめ
お年玉は、子供たちからみれば年に1度のワクワクするイベントではありますが、ふと、お年玉は何歳まであげればいいの?と思われる方もいらっしゃると思います。
各家庭によっても様々な意見があるとは思いますが
◆高校を卒業するまであげる
◆社会人になるまであげる
という2つの意見が最も多いようで、自分で稼げるようになったらお年玉はもらえないといったところでしょうか。
お年玉を贈る側としては家族が増えれば増えるほど出費もふくらんでしまいそうですが、それでも毎年の子供の成長を楽しみに素敵な1年にしていきたいですね。
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