鐘おどりの日程は?見どころやアクセスは?
2019/06/05
出典:https://www.youtube.com/watch?v=2aEcFU71c8w
愛媛県四国中央市で毎年行われる鐘おどり(かねおどり)は、「愛媛のまつり50選」にも選ばれる、伝統のお祭りだといいます。
太鼓や鉦(しょう)が打ち鳴らされる中、総勢22名もの踊り手たちが勇壮華麗に舞う鐘おどりについて、詳しい日程や見どころ、アクセスについてお伝えさせて頂きます。
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鐘おどりの日程は?
愛媛県四国中央市新宮町にて、毎年8月下旬に行われる鐘おどりは、
2019年は8月25日(日)の日程で開催されます。
会場:大西神社(稲茎神社の境内社)
時間:14時~16時30分
※雨天の場合は、屋内で開催されるそうです。
鐘おどりの見どころは?
「愛媛のまつり50選」にも選ばれる鐘おどりですが、昭和43年3月8日に県の「無形民俗文化財」にも指定され、県外からも毎年たくさんの見物客が訪れるといいます。
お祭りの1番の見どころである鐘おどりは、面(猿田彦)1人・棒ふり1人・締太鼓2人・なぎなた4人・はつり(まさかり)4人・裃の鉦10人の合計22名で構成され、太鼓や鉦が鳴らす独特の三拍子のリズムに乗り、勇壮華麗に舞う姿だといいます。
※はつりは少年、なぎなたは少女が務めるのが伝統のようです。
鐘おどりは大西神社で行われますが、この神社は領主・大西備中守元武(おおにしびっちゅうのかみもとたけ)の霊を奉る社だといいます。
お祭りが開催されるようになったのは、大西神社が奉っている大西備中守元武が生前、踊り好きだったということで、亡くなった後は大西備中守元武を偲びながらも、無念の死を遂げたことで、元武の霊を慰めるために始まったと言われているそうです。
しかし、鐘おどりが始まった時期については、詳しい記録が残っておらず、元禄(1688~1704年)頃に始まったのでは?という説もあるといいます。
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鐘おどりのアクセスは?
鐘おどりへのアクセスについては、
◆公共機関でアクセスする場合
JR川之江駅からバスで約50分、バス停「新宮」を下車し、徒歩で約40分
◆車でアクセスする場合
高知道新宮ICから約15分
車で向かわれる際は、鐘おどりの会場となる大西神社の周辺には駐車場もなく、付近での路上駐車になることから、できるだけ公共機関を利用するのが良いそうです。
・住所:四国中央市新宮町上山922番地
・お問い合わせ:0896-72-2626
(鐘おどり保存会)
まとめ
鐘おどりが行われる新宮町は、山沿いにあることからお茶の栽培に適しており、無農薬栽培で作られる「新宮茶」も有名だといいます。
ちなみに新宮茶は、霧の森(愛媛県四国中央市新宮町馬立:0896-72-3111)や霧の高原(愛媛県四国中央市新宮町上山:0896-72-3113)などの複合観光施設で購入することができ、中でも「抹茶大福」がオススメだといいます。
※抹茶大福は、玉露のような甘さが美味しい「かぶせ茶」をふんだんに使った大福で、午前中には売り切れてしまう人気商品だそうです。
他にも観光施設には温泉やコテージなどもありますので、伝統行事である「鐘おどり」と合わせて、新宮町に訪れてみたいですね♪
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