冷え性を治す方法は?食べ物は?運動は?
2017/12/21
冬になると手足が冷たくなり、寝る時も靴下をはかないと眠れない!ほど、冷え性に困っている方も多いと思います。
特に男性の方に比べ、筋肉の量が少なく、脂肪が多い女性の方のほうが体も温まりにくく、冷え性になりやすいそうです。
放っておくと、さまざまな病気の元になりかねない冷え性ですが、すぐに治す方法や食べ物、冷え性に効果的な運動はないのか?調べてみました。
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冷え性を治す方法は?
手足の先にある血管の血の巡りが悪くなり、それが原因で身体の全てに栄養がいかなくなると冷え性になりやすく、特に女性の方は定期的に繰り返す女性ホルモンの乱れや、自律神経のバランスの乱れによって、冷え性になりやすくなってしまうそうです。
そこで、冷え性を治すおすすめな方法が
◆寝る時は靴下を重ねて履く
靴下を1枚履いて寝るのではなく、2枚ほど重ねて履いて寝ると良いそうです。特に5本指に分かれているタイプの靴下が良く、1枚目は絹の靴下。2枚目は綿の靴下を重ねて履くと効果的です。
5本指に分かれている靴下のほうが、冷え性の原因となる、足と足に挟まっている汗や老廃物を効果的に吸収し、さらに絹が汗をより吸収してくれます。
しかし絹は乾くのが遅いという欠点があるために、綿を履くことによって、絹が吸収した汗などをさらに絹が吸い取り、外へと排出します。
※絹の靴下は、100%の素材よりも伸縮性や耐久性が強い、合成繊維がおすすめです。
◆ホッカイロを腰に貼って寝る
人間の血管は全てつながっているので、太い血管をホッカイロで温めれば、体全体もポカポカしてきます。ホッカイロを貼るときは、ウエストの下のおしりあたりに貼ると良いです。
さらにふくらはぎを暖めてくれるレッグウォーマー。腹巻きや湯たんぽも冷え性を治すのに効果的です。
◆湯船にしっかり浸かる
もし、シャワーを浴びるだけでお風呂を済ませていたら、体がしっかり温まらず、冷え性の原因になってしまいます。
なので湯船にしっかり浸かることで、体全体の血行も良くなりますし、湯船の温度を38~40度くらいを目安に、肩まで浸からず20~30分ほど半身浴をしてください。
さらに、熱すぎるお湯に浸かってしまうと、逆に血管が収縮し、体の表面しか温まらず、すぐに体が冷えてしまうそうです。
冷え性を治す食べ物は?
冷え性を治す食べ物は、できるだけ体温を上げてくれる食べ物がよく、体が冷えてしまうような冷たい飲み物はできるだけ避けるようにして、体が温まるスープや味噌汁、生姜や唐辛子も冷え性を治すのに最適です。
特に生姜は、冷え性を治すのに1番おすすめな食べ物です。
紅茶にすりおろした生姜を入れるだけでも良いですし、スープなどに入れても、さらに体が温まりますので、寒い朝のお出かけ前に飲んでも効果抜群です。
※生姜をすりおろす時間がない場合は、チューブ状の生姜でも大丈夫です。
他にも、ニンジン・ゴボウ・かぼちゃ・ネギ・ニンニクなども冷え性を治すのに高い効果がありますので、必ず火と通して調理し、温かいうちに食べると、より効果が高いといわれています。
逆に体温を下げてしまう、トマト・バナナ・コーヒーなどはできるだけ寒い時期は避けるようにしたほうが良いそうです。
コーヒーを飲めば体は温まるのでは?と思ってしまいがちですが、実はコーヒーに含まれるカフェインには、血管の収縮を妨げてしまう効果があるそうです。そして血流が悪くなると、体も冷えてしまいます。
コーヒーでも特に、アイスコーヒー、体に余分な水分を溜め込んでしまう白砂糖を入れたコーヒーは、さらに身体が冷えてしまうので注意が必要です。
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冷え性を治す運動は?
冷え性を治すのに1番最適な運動は、ウォーキングです。ランニングのように足や腰への負担も少なく、血液の巡りも良くなります。
ウォーキング運動をする時は、
・ゆっくりとした速度で歩く
・鼻から息をすって、口からはく
・腕を前後に大きめに動かす
・お腹に力をいれる
などを意識すると良いそうです。
慣れてくれば少し長い時間でも歩くことができ、体もポカポカしてきますので、冷え性を治すのには1番手軽にできる運動です。
日常生活でも、体を動かすことを意識しながら、普段使っているエレベーターを階段にしてみるなど、少し工夫するだけでも冷え性対策になるかと思います。
さらに体温が1度あがるだけでも、免疫力がUPするそうなので、冷え性だけではなく、風邪対策にもなるといいます。
まとめ
本格的な寒さが来る前から、冷え性対策も忘れずにしておき、普段の生活から温かい物を食べる。運動をする。など、
生活習慣も意識しながら、冷え性を効果的に治していきたいですね。
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