固い餅を元に戻す方法は?美味しい食べ方はあるの?
お正月に食べることの多いお餅ですが、食べきれずに保存していると、カチコチに固くなってしまいます。
そこで、固くなった餅を元に戻す方法はないのか?元に戻したあとの美味しい食べ方について調べてみました。
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固い餅を元に戻す方法は?
カチコチに固くなった餅は、食べようにも包丁の刃も入らず、強引に切ろうとすると切り損じて、手を切ってしまう危険性もあります。
そこで固くなった餅を切る場合は、包丁を使うよりも「ハンマー」や「木槌」を使って、叩き割るのがオススメだといいます。
ハンマーなどを使えば簡単に、食べやすいサイズに餅を割ることができ、叩き割る際は、紙袋や新聞紙に包んだ上から叩くようにすると良いそうです。※ハンマーなどを持っていない場合は、ガレージや玄関などの硬い床に餅を落とすことでも、割ることができるようです。
餅を叩き割る行為=罰が当たらない?と思われる方がいらっしゃるかも知れませんが、お正月に餅を食べる由来が「鏡餅を食べる」ことから来ているため、鏡餅は切るものではなく「割るもの」であるから、叩き割っても問題ないといいます。
また、お正月に床の間に飾った鏡餅を食べることを「鏡開き」といい、鏡開きの「開き」は「割る」という意味があるそうです。
餅をハンマーで叩いても割れない場合は?
餅をハンマーで叩いたり、硬い床などに落としても割れない場合は、「水」を使うと良いそうです。
水を使って元に戻す際は、大き目の鍋やボールを用意して水を入れ、その中に半日ほど餅を浸しておくだけです。
水に浸しても柔らかい状態になる訳ではないものの、手で割ることができるくらいの柔らかさになるそうです。
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電子レンジで餅は柔らかくなるの?
ハンマーなどで餅を食べやすい大きさにしたあとは、電子レンジで熱を加えると柔らかくなるといいます。お皿の上に餅を並べてチンしますが、並べる際は餅が重なり合わないようにします。
また、お皿にはサランラップをしないようにして、まずは1個だけ餅をチンしてみて、どんな感じになるか?試してみると良いそうです。
電子レンジで温めるときは20~30秒ほど温めるだけで、あれだけ固かった餅が、元の柔らかい状態に戻るといいます。※レンジを使う際は、お皿に餅がくっついてしまわないように、お皿の下にクッキングペーパーを敷いておくと良いそうです。
柔らかくなった餅の美味しい食べ方はあるの?
柔らかくなった餅は、醤油・きな粉・あんこなど色々な食べ方がありますが、少し手間をかけることで、さらに美味しくなるといいます。
レンジで柔らかくなった餅に砂糖を入れてこねた後、餅を片栗粉(もち粉)が敷いてあるバットの上に乗せ、手の平サイズに広げます。手の平サイズに広げた餅にあんこを入れて包み、あんこの中にイチゴを入れると「イチゴ大福」になります。
その他にも、レンジで柔らかくせずに、固い状態の餅を2センチ角にカットしたあと、乾燥している場所で1~2日ほど陰干しします。陰干しした餅を油で揚げ、塩をふりかければ「おかき」が出来上がります。
また、陰干しした餅を油で揚げるのではなく、両面焼いていき、焼いている途中に塩や醤油で味付けしながら焼けば「かき餅」になるといいます。
他にも、固い状態の餅を炊飯器のお米と一緒に入れるだけで「おこわ」のようなモッチリとしたご飯が食べられるそうです。※炊飯器の中にお米と一緒に入れる際は、2合なら餅1個くらいが目安だといいます。
まとめ
固くなった餅は包丁で切るのではなく、ハンマーなどで割ってから電子レンジでチンすれば柔らかくなるそうです♪
柔らかくするのが面倒な場合は、カレーを作る際に、餅をおろし金ですりおろして入れると「とろみが増す」そうです。※カレールーを少なくして、変わりに味噌を入れると和風カレーになるといいます。
固い餅でも、少し工夫するだけで美味しく食べられますので、できるだけ捨てずに食べていきたいですね♪
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