夏でもインフルエンザになるの?症状や予防する方法は?
冬にかかるイメージが強いインフルエンザですが、実は夏でも流行するといいます。
感染した場合でも、冬と夏では症状が異なるようで、夏のインフルエンザはどのような症状が出るのか?また、予防する方法などについて解説します。
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夏のインフルエンザの症状は?
冬にかかるインフルエンザとは違い、夏のインフルエンザの特徴として、「高熱」が出てしまうそうです。
普通の夏風邪とは違い、38~40度ほどの高熱が出るそうで、風邪の場合は微熱・徐々に熱が出るなどの症状が出ますが、夏のインフルエンザの場合は発症してすぐ「急激に熱が出る」特徴があるといいます。
特に夏のインフルエンザは、冬とは違い予防接種を受けることが少ないため、余計に高熱が出やすくなるそうです。
また、インフルエンザの特徴として「倦怠感」がありますが、夏の暑さと伴い、より強い倦怠感に襲われることが多いといいます。倦怠感も高熱と関係があるようで、人間の体は体温が1度上がるたびに、約12~15%ほどカロリーを消費すると言われています。
そのため、インフルエンザに感染して38~40度ほどの高熱が出た場合、かなりの量のエネルギーを消耗してしまうことに。夏場は気温も高くなり、体温も自然と高くなりやすいことから、高熱によって体力も奪われやすくなり、より倦怠感も強くなってしまうそうです。
※高熱によって体力が奪われると体を動かし辛くなるため、それによって活動量も減ってしまいます。すると、全身の血流も低下していき、体内の細胞の働きも低下していくことで倦怠感が生まれてしまうようです。
その他にも、夏のインフルエンザの特徴として「節々の痛み」があり、運動などをしていないにも係わらず筋肉痛や関節痛になった場合は、インフルエンザに感染した可能性もあるといいます。
インフルエンザに感染すると、そのウイルスを体から排除しようと免疫細胞が活発になるため、節々の痛みなどの症状が出てしまうそうです。これらの痛みはインフルエンザウイルスが体からなくなれば、自然に治るそうです。
夏のインフルエンザを予防する方法は?
夏のインフルエンザにかからないよう予防する方法として、やはり「マスク」が効果的だといいます。
人から感染することの多いインフルエンザですので、外出する際はマスクを付けたほうが良いですが、夏場のマスクは余計に暑いことからも、人が少ない場所では外したほうが良いかも知れません。
他にも予防法として「うがい・手洗い」をするのが良く、外出から帰ってきた場合は必ず、うがい・手洗いをするのが効果的だといいます。夏場はインフルエンザ以外にも、食中毒などになる恐れもあることから、うがい・手洗いは習慣化しておくのが良いそうです。
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インフルエンザに感染した場合の対処法は?
インフルエンザに感染しないように、マスクや手洗いなどをしていても、100%防ぐことは不可能だといいます。
そのため、もしインフルエンザに感染してしまった場合の対処法としては、できるだけ早く「病院」で診てもらうのが1番だといいます。病院なら適切な処置や薬を処方してくれますので、あとは自宅で出来るだけ安静にして体力を回復させます。
また、夏のインフルエンザは汗をかきやすくなるため、体中の水分がどんどん失われていくことから、脱水症状になってしまうそうです。夏場の脱水症状は命の危険もありますので、こまめに水分補給をすることが大切だといいます。
※夏のインフルエンザに感染しても暑さに注意して、冷やし過ぎないようにクーラーを使用したほうが良いそうです。暑さと高熱により、脱水症状になりやすくなるため、クーラーなどをしっかり活用してくださいね。
インフルエンザに感染すると、夏場は余計に食欲がなくなりますが、早く治すために栄養を摂るのが大事だといいます。それでも食欲がなく食事を摂りにくいときは、「お粥」などの食べやすくて消化の良い物がオススメです。
まとめ
夏場でも油断していると、インフルエンザになる可能性があるそうで、日頃からマスクやうがい、手洗いなどをしつつ、できるだけ感染しないように注意したいですね。
もし感染してしまった場合は、できるだけ早く病院で処置してもらったうえで、しっかり体を休ませてあげてくださいね。
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