枝豆をうまく茹でる方法は?茹でる時間はどれくらい?
冷えたビールによく合う枝豆ですが、自宅で作ると案外難しく、塩加減を失敗してしょっぱくなったり、最悪、うまく茹でられないことも。
そこで枝豆をうまく茹でる方法や塩加減、茹でる時間はどれくらいが良いのか?調べてみました。
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枝豆をうまく茹でる方法は?
枝豆をうまく茹でるには、まず下準備として「枝豆を塩もみ」すると良いそうです。
塩もみすることで、枝豆のサヤの部分に付いている細かな毛が取れ、さらに塩味も染み込みやすくなるといいます。※枝豆を塩もみすることで、茹でたあとの色がキレイな緑色になる効果もあるようです。
塩もみをしたあとは、塩を洗い流さずに鍋に入れますが、塩もみする際はジップロックなどの袋に入れてやると、サヤの毛がチクチクせずに済むそうです。※塩もみをしたあとは、塩を枝豆に染み込ませるため、時間に余裕がある場合は10分~1時間ほどおいてから、鍋に入れるのもオススメだといいます。
また、枝豆の味をさらに美味しくするために、下準備の段階で枝豆のサヤの両端部分を、キッチンバサミで切り取る(サヤ切り)と塩分がさらに染み込み、美味しさが増すそうです。
枝豆をサヤ切りしたあとは、水で沸騰した鍋に、塩が付いたままの枝豆を入れて茹でます。
枝豆を茹でる時間はどれくらい?
枝豆を茹でる際は、茹でる時間を間違えてしまうと、歯ごたえがなくなってしまうことも。
歯ごたえのある美味しい枝豆を作る際は、茹でる時間の目安として3~5分ほどが良いといいます。
枝豆は5分以上茹でてしまうと、豆のアミノ酸が流れ出てしまい、美味しさも逃げてしまうそうです。そのため、3~5分を目安に茹でながら、味見をしながら好みの固さに茹でてくださいね。
茹でる際のコツとしては、「高温で短時間で茹でる」と美味しくなるようで、低温で長時間茹でると豆の食感も悪くなるため、短時間で茹でたほうが食感はもちろん、色の見栄えも良くなるそうです。※高温で茹でるために、枝豆を鍋に入れるときは沸騰したお湯に入れ、お湯の量も多めに沸かしておくと良いそうです。
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枝豆を茹でる際に、鍋に入れる塩の量はどれくらい?
枝豆を美味しく茹でるには、塩分の量も重要なポイントになりますが、うまく茹でるために必要な塩分濃度は4%と言われているようです。
しかし、塩分濃度4%と言っても、下準備の段階で塩もみしているため、塩もみした塩分濃度を引いて計算すると・・・例えば、水1リットルに塩を40グラム入れると濃度4%になるため、塩もみした塩の量と茹でるときに入れる塩の量が、全部で40グラムになれば良いそうです。
※例えば。塩もみをする際に塩を20グラム使った場合は、茹でる際に鍋に入れる塩は20グラムになります。もし4%の濃度で茹でたにも係わらず、塩味が薄いと感じた場合は、茹であがったあとに塩を少しかけて調整します。
塩をかけて味を調整する際は、枝豆が冷えた状態では味がなじまないため、茹でたてで水分が残っている状態で、塩をかけると良いそうです。
枝豆を茹でたあとの冷やし方は?
枝豆を茹でたあとは、大き目のザルに豆を移して水分を切ったあと、扇風機やウチワなどで一気に冷ますそうです。
枝豆を素早く冷ます方法として、水洗いをされる方もいるそうですが、水で洗うと枝豆も水っぽくなり、塩味や旨味も半減してしまうため、水洗いは避けたほうが良いようです。
※自然に枝豆を冷ます方法も、予熱によって豆が柔らかくなり過ぎたり、色味や歯ごたえも悪くなってしまうため、茹でたあとは扇風機などで冷ますのがオススメだといいます。
まとめ
枝豆は茹でる時間や塩の量を間違えてしまうと、しょっぱくなり過ぎたり、味が薄くなる場合もあります。
しかし、食べる前の下準備や塩分の量、茹でる時間のコツさえ知っておけば、美味しい枝豆を作ることができますので、塩分量や茹でる時間に注意しながら、美味しい枝豆を食べたいですね。
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