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羽生結弦の衣装は誰がデザインしてる?一般人がオーダーするといくら掛かる?

   

出典:Phil Noble / Reuters

平昌冬季五輪・フィギュアスケート男子で、66年ぶりの快挙となるオリンピック2連覇を達成した羽生結弦選手(23)

羽生選手がみせた圧巻の演技は日本だけでなく、世界中を感動の渦に巻き込んでいましたが、彼がプログラム『SEIMEI』で着ていた衣装は、誰がデザインしているのでしょうか?

また、一般人がオーダーした場合は、いくらくらい掛かるのか?調べてみました。

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羽生結弦の衣装は誰がデザインしてる?

羽生選手がフリープログラム『SEIMEI』で着ていた衣装は、衣装デザイナーの伊藤聡美さん(30)が手がけているそうです。※1988年5月31日生まれ

伊藤さんは、2014年~2015年シーズンから羽生選手の衣装を担当しており、当初は羽生選手の予備の衣装を作っていたといいます。

しかし、羽生選手が出場した中国杯では、リハーサル中に羽生選手が閻涵選手と激突、そして激突事故が起きた当日の夜に「羽生選手の衣装を今すぐ作ってくれないか?」と羽生サイドから連絡があったそうです。

激突で出血、衣装も血で染まってしまったために、羽生選手の衣装を2週間後の演技までに新調する必要があったため、依頼を受けた伊藤さんは急遽、衣装をデザインして納品したといいます。

急な依頼も見事にこなした伊藤さんと羽生選手の繋がりはここから生まれ、それ以降、彼のメイン衣装は伊藤さんが手がけるようになったそうです。

伊藤聡美さんの経歴は?

もともと伊藤さんはフィギュアスケートの衣装デザイナーを目指していた訳ではなく、服飾ファッション専門学校・エスモードジャポンのインタビューに対し、

(以下引用)

「いいえ全く。将来はモードの世界に行きたいと思っていました。ただ、当時からフィギュアスケートは見ていました。最初の授業の自己紹介で「趣味はフィギュアスケート観戦」と言ったのを覚えています。授業が終わった後、バズーカと課題を持って試合を見に遠征してましたね。まさか自分がスケートの衣装をやるとは思ってもいなかったです。」

(以上引用 エスモードジャポンより)

と答えていたことも。

伊藤さんは専門学校で学んでいた頃は、一般的な服飾デザイナーを目指していたそうで、専門学校在学中には「神戸ファッションコンテスト」で特選を受賞したり、さらにイギリスのノッティンガム芸術大に留学していたこともあるそうです。

しかし、伊藤さんの卒業コレクションが評価されないことや、海外での言葉の壁に落ち込むこともあったようで、そんな落ち込んでいるときにファンだった浅田真央さんの滑りをネットで見るうちに、フィギュアスケートの衣装デザインをやってみたいと思うように。

そしてイギリスから帰国した伊藤さんは、バレエやダンス用品で有名なチャコット社に入社したものの、チャコットにはフィギュアスケートを手がける部署はなく、伊藤さんは配属された社交ダンス部署で、「縫製の面」や「伸びる素材を使っている」というフィギュアとの共通点をみつけ、フィギュアの衣装について徹底的に学んでいったそうです。

その後、2015年に独立した伊藤さんはフリーのデザインーとして、羽生選手のほかにも銀メダルを獲得した宇野昌磨選手。さらに三原舞依、樋口新葉、白岩優奈、本田真凜選手などのデザインも担当しているといいます。

※宮原知子選手は自身でデザインしていますが、製作は伊藤さんが請け負っているそうです。

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伊藤さんのデザインは、一般人がオーダーするといくら掛かる?

伊藤聡美さんのデザインを一般の人がオーダーした場合は、通常であれば男性・女性ともに約20万円前後からオーダーできるようで、納期までには約3ヶ月前後かかるそうです。

伊藤さんのデザインはフィギュア以外にも、社交ダンスや新体操の衣装もオーダーできるそうですが、人気デザイナーである伊藤さんにはデザイン依頼が殺到しているため、現在は受注を停止しているそうです。※再開は未定。

ちなみに、羽生選手が『SEIMEI』で着用していた衣装には、羽生選手のこだわりも詰まっているそうです。

2017年10月に開催されたGPシリーズ『ロシア杯』の第1戦が終わった頃、SEIMEIの衣装は1度、都内にある伊藤さんのアトリエに戻ってきたといいます。

シーズン中でも羽生選手の意思により、衣装の細かな修正依頼が入るようで、伊藤さんも羽生選手の修正を見越して、衣装も修正しやすい作りにしているといいます。

伊藤さんいわく、あくまで羽生選手がデザイナー、伊藤さんはアシスタントというスタンスで製作しているそうで、羽生選手の衣装は例年6月に体の採寸をして8月に納品しますが、衣装のイメージや素材、色などは羽生選手がすべて指定するそうです。

そして、『SEIMEI』の製作は2015年の夏から開始し、このときの羽生選手からは「白地に模様を入れる」、「紫色と黄緑色を使う」、さらに陰陽師の象徴「五芒星」を入れるなどの指示があったといいます。

しかし、衣装を製作するにあたり、平安時代の和装「狩衣(かりぎぬ)」の形に似せることや、公家風のゆったり感やフィギュアの動きやすさを両立させるに苦労したそうです。

羽生選手の『SEIMEI』の衣装では、さらに襟元も着物が重なったように見えるデザインになっており、襟元の色も外側から紫・金・緑・白色と、この色の順番も羽生選手が決めたといいます。

また、フィギュアで使用される衣装は伸縮性があるものの、羽生選手の衣装に張りのある絹のような質感を出すために、55回もの仮縫いを繰り返したことで、高家風のゆったりとした狩衣(かりぎぬ)に近い形に仕上げられたそうです。※狩衣は平安時代以降の公家の普段着。

さらに、羽生選手が着ていた衣装の胸元の紫色はメッシュ素材を使ったため850g弱と軽く、ラインストーンは3000個ほど使用したといいます。

色の指定に関しても羽生選手からの要望で、なんども修正が行われるそうで、特に『SEIMEI』の衣装の背中にある晴明のマークである「五芒星」は、常に金色の指定がされることから、彼の金メダルに対する強いこだわりが感じられますよね。

まとめ

羽生選手が魅せた圧巻の演技はもちろん、衣装も遠くからの観客でも見やすい大きなデザインとなっており、さらに色使いもハッキリとしているため、テレビカメラがズームで映したときも見栄えが良いように計算されているそうで、得点競技であるフィギュアの試合には、衣装デザインも大きな力となるといいます。

伊藤聡美さんをはじめ、羽生選手を裏で支える人たちの活動も、金メダル獲得に大きく貢献しているんですね。

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