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【花粉症の原因!】杉の木を伐採しない理由は?

   

杉の木から出る花粉により、今や国民の3人に1人が悩まされているという花粉症。杉の木による花粉の影響は年々拡大しているようで、そんな厄介な状況下でも、なぜ杉の木を伐採しないのでしょうか?

実は、伐採しないのには「ある理由」があるそうで、その詳しい理由について調べてみました。

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そもそも日本に杉の木が多い理由は?

日本に杉の木が多い理由については、第二次世界大戦後の日本の「国策」にあるといいます。

戦後の日本は、焼け野原となった街の復興のために使われる木材への需要が高まったために、国策として「杉」や「ヒノキ」の植林政策を行うようになったといいます。

特に杉の木は成長する期間も早く、木材としても扱いやすかったために、国をあげて大量に植えられるようになったそうです。

さらに日本は高度経済成長とともに「建設ラッシュ」が加速していき、建築で使う木材の需要がさらに高まっていった結果、杉の木もどんどん植えられていくように。※杉野の木の造林面積は、50年代後半~60年代後半の10年間で約3倍に拡大していったそうです。

政府も木材需要の勢いに乗り、造林への補助金のバラ撒くことで、造林業者や山林所有者は次々と杉を植えることに。

その後は国内の杉の木よりも、海外から輸入された安い木材が使われるようになり、国内の杉の木の需要は大幅に低下していったそうです。

その結果、使われなくなった杉の木は伐採されることなく、1980年代から「花粉症」が大きな社会問題になっていき、現在でも花粉を飛ばし続けているといいます。

杉の木だけでなく、ヒノキ花粉も大きな問題となっていますが、国策の失敗が原因にも係わらず、現在でも国の補助金によって、今だに杉の木やヒノキは植え続けられているそうです。

花粉が問題になるなかでも植え続けているのは、植えるのをやめてしまうと「林業が成り立たなくなる」のが理由だといいます。

杉の木を伐採しない理由は?

杉の木を伐採しない理由には林業を守る以外にも、「災害対策」として非常に重要な役割があるといいます。杉の木は建築材料として使われる他にも、土砂崩れなどの災害対策のために植えられているそうです。

また、杉の木には「地球温暖化」を防ぐ役割もあり、杉の木は他の樹木と比べると二酸化炭素の吸収率が高いことから、すべて伐採することはできないといいます。

災害や温暖化対策の他にも、仮に杉の木を伐採するとなると、多額の費用がかかることも伐採できない理由の1つのようです。

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現在、日本には何本もの杉の木が植えられているの?

現在、日本には何本もの杉の木が植えられているか?調べてみたところ、国内には全森林の2割にあたる約448万ヘクタールに、約40~50億本もの杉の木が植えられているようです。

しかし、40~50億本という大量の杉が植えられているにも係わらず、年間で伐採されるのは「約1500万本」足らずで、相変わらず国の補助金によって植林が行われているそうです。

※とてつもない数の杉の木が植えられている一方で、花粉を少量、あるいは全く出さない杉の木が130種類以上も開発されているものの、これら「花粉症対策苗木」の供給量は2014年で全苗木の約15%の258万本しかなく、この状況では100年~200年経っても状況は変わらないといいます。

まとめ

今や国民病とも言われる花粉症ですが、この花粉症による経済的損失は1兆円とも言われているそうです。

国民の3人に1人が花粉に悩まされるほど、国をあげて解決しなければいけない大きな課題ですが、100年や200年先の問題ではなく、一刻も早く花粉症に悩まなくなる日が来てほしいですね。

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